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銀誓館学園高校2年生、メルディ・ファルス(b38551)のぶろぐさん。興味の無い方はターン推奨、ですよぅ。
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ふと、考えたことがある。






受験を眼前に控えた、11月が目の前に迫る今日。
世間がオレンジと黒のカラーに彩られる、心踊らされる日。

受験生とはいえど、それはわたしも例外ではなく。
鞄に忍ばせた飴やチョコレートを一瞥して、行われるイベントに心を馳せる。
したことのないダンスに挑戦しよう!と意気込んで付き合わせちゃったけれど
(ワルツを踊るなら、彼じゃなきゃいやだもの)。

家に帰ったら用意してある衣装に急いで着替えて、少しだけお化粧もして、
なんて考えながら昼過ぎの授業を受ける。

ぼんやりと授業を聞いていた、けれど。

いつもはもう少し集中していられる授業なのに、何故か集中できなくて。

鞄に入れてあるアルバムを開いて、そこにある写真に見入る。
(先生、ごめんなさい。すこしだけ、)
黒板の前から決して動くことのないお年のいった男性教師に気を配りながら、
ページをめくる。日に日に増える写真、写真、写真。

まだまだ空白のあるアルバムの、最後のページを開くと、
一枚のカードが挟まっていた。


能力者の、使命。
たたかうための、力。


それをぼんやり眺めながら、ふと思う。

(わたしたちは、ゴーストやリビングデッドを倒すけれど)
(・・・能力者はそれらになることはいのかな、)
(もしも一度死んで、再び生きてしまったら)
(どうなるのかな)
(使命を忘れずに、死を選べるのかな)
(それとも、)
(足掻いて足掻いて、生きたいと願うのかな)
(わたし、は)

(使命だから、それを果たしたけれど)
(・・・正しいことなんて、存在するのかな)


周りを見回すと、一般の生徒と、それに混じる能力者の仲間がいる。
あした、彼らのひとりがリビングデッドになったら、
わたしは彼らを倒さなければならないのか。


あした、愛するひとたちが生ける屍になったら、
わたしは彼らを使命だからといって、ころすのか。


そう考えたら少し怖くなって、
腕に揺れるブレスレットに触れて、目を閉じた。

(わたしたちは迷いの中で、あとどれくらい、いきていくのだろうか。)



いまはただ、守れる強さだけ、
それだけは必要だ、とぼんやり思った。
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